実家の解体に躊躇するのは
「親や兄弟との思い出も壊される気がするから」
かもしれません。
でも、そんなことを言っていると次世代の子供たちに大きな迷惑をかけてしまうことにもなります。
実家の解体の前に兄弟みんなで集まって在りし日の親と自分たちの思い出を振り返る
そんな儀式を行ってから実家の解体に踏み切りましょう。
それが次への第一歩になるからです。
実家の解体で思い出は無くなりません!
あなたや他の兄弟たちの心の中にしっかりと残っていますから!
実家の解体は寂しい?思い出はあなたの心の中に残ってるから大丈夫
「実家を解体するのは思い出もなくなるようで寂しい・・・」
それは空き家の実家を抱えている私もよ~くわかります。
実家を解体して無くしてしまうことが、まるで親がこの世にいたことすら否定してしまうような気すらしますからね。
でも、それってそれほど感傷的になることでしょうか?
確かに今は実家の解体で親や兄弟など家族との思い出が無くなってしまうことはとても悲しいいことだと思います。
でも、それは一時のことではないでしょうか?
5年
10年
そんな時間が経つことで、その悲しみもきっと癒えてきます。
実家の解体で思い出がなくなる前に、じっくり時間をとって片付けをしよう
実家の解体前に思い出を兄弟姉妹たちでしっかりと振り返る機会を作ってみてはいかがでしょうか?
他の兄弟姉妹たちも
離れて暮らしていたり
仕事で忙しかったり
すると思います。
でも、兄弟の中で誰かが音頭を取って日程などを調整してなんとか兄弟みんなで実家の片付けをやって欲しいのです。
実家はまるでタイムプイセル
実家の片付けをしていると、きっと昔の思い出の品物がたくさん出てきます。
それを一つ一つ噛みしめることによって
実家の解体前に思い出が心の中にとどめておける
ような気がします。
「実家の解体」と「思い出が無くなる」ことについて心が揺れている方に是非こちらの動画もご覧になってください。
忙しい兄弟や離れてたところに暮らしている姉妹がいる場合は一度でもかまわないと思います。
家族がみんなで昔の思い出を振り返る機会があれば
実家を解体してもその思い出は無くならない
みんなの心の中にしうっかりと刻まれたから・・・
そう思っています。
天国のお父さんやお母さんも実家の解体を悲しんではいません
あなたがお父さんやお母さんの立場になって考えてみればわかると思いますが
親からすれば子供に迷惑をかけることが一番悲しい
ことではありませんか?
できれば実家は解体せずにそのまま残しおきたい気持ちは山々でも、そうしないといけない事情や理由があるはずです。
だからこそ、解体するしかない決断をしたはずです。
その気持ちは天国のお父さんお母さんもきっとわかってくれています。
それよりも「子供たちに迷惑をかけてごめんね」と謝ってくれていると思います。
・子供の誰かがそこに家を建てて住む
・売却してそのお金を子供たちの今の暮らしに役立てる
それが何よりの供養だと私は思います。
実家がなくなる寂しさは時間が癒してくれる
実家がなくなることは、単に住む場所がなくなるだけでなく、そこにあった思い出や歴史、そして家族とのつながりなど、多くのものを失うように感じられて、とても寂しいですよね。
それは、あなたが実家を大切に思っていた証拠であり、自然な感情です。
しかし、この「実家がなくなる寂しさ」は時間が解決してくれることがほとんどです。
「実家かなくなる寂しさを」時間が癒してくれる理由を知っておきましょう。
- 感情の整理と受容
実家がなくなるという事実は、すぐには受け入れがたいものです。しかし、時間の経過とともに、少しずつその事実を受け入れ、感情を整理できるようになります。最初は「どうして」という気持ちでいっぱいかもしれませんが、徐々に「仕方ないことだ」と前向きに捉えられるようになるでしょう。 - 新しい生活への適応
実家がなくなると、生活環境が変化します。最初は戸惑うことも多いかもしれませんが、人は新しい環境に順応する力を持っています。新しい生活リズムや習慣ができてくると、自然と実家がなくなったことへの意識が薄れていきます。 - 思い出の昇華
実家での思い出は、なくなったからといって消えるわけではありません。最初は、実家がなくなることで思い出まで色褪せてしまうように感じるかもしれません。しかし、時間が経つと、思い出は心の中に深く刻まれ、場所がなくてもいつでも引き出せる大切な宝物として存在し続けることに気づくでしょう。物理的な場所がなくても、心の中で思い出を慈しむことができるようになるのです。 - 新たなつながりの発見
実家という物理的な拠点がなくなっても、家族との絆が途切れるわけではありません。むしろ、実家という形にとらわれず、それぞれの場所で新しい関係性を築いたり、新たな交流の機会が生まれたりすることもあります。
実家がなくなる寂しさとの向き合い方
実家がなくなる寂しさは時間が解決してくれるとは言え、その寂しさを乗り越えるためには積極的に自分と向き合うことも大切です。
- 思い出に浸る時間を作る
無理に寂しさを抑え込むのではなく、写真を見たり、家族と昔話に花を咲かせたりして、思い出に浸る時間を作りましょう。 - 感情を言葉にする
信頼できる人に話を聞いてもらったり、日記に気持ちを書き出したりするのも効果的です。 - 新しいことに挑戦する
新しい趣味を始めたり、行ってみたかった場所に足を運んだりして、新しい刺激を取り入れることも、気分転換になります。
実家がなくなる寂しさは、すぐに消えるものではありません。
しかし、焦らず、ご自身のペースでゆっくりと時間をかけて、この変化を受け入れていくことが大切です。
そして、必ず、この寂しさは和らぎ、心の中に新たな光が差し込む時が来るでしょう。